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イギリス:貝毒の動物実験を廃止 EUは2014年12月まで [代替法]
すごい、ビッグニュースです。
イギリスは貝毒の検査のためのマウスアッセイを廃止したのだそうです。例の、「マウスユニット」が単位の動物実験です。この廃止によって、年間7000匹が助かります。
去年の代替法学会で、ヘルスカナダの人が、「ウチの国は、貝毒の試験は、世界に先駆けてかなり削減したぜい(^^)v」という話をしていたと思うのですが、それを追い抜いて、100%廃止ということですね。
というより、2014年12月が、EU加盟国が貝毒のマウスアッセイを終わらせなければいけないデッドラインです。EU全体では600,000匹が使われているそうです。
HSI/Europe Applauds Britain for Ending Cruel Toxin-Screening Animal Tests
http://www.hsi.org/world/europe/news/releases/2012/05/shellfish_testing_uk_051812.html
イギリスは貝毒の検査のためのマウスアッセイを廃止したのだそうです。例の、「マウスユニット」が単位の動物実験です。この廃止によって、年間7000匹が助かります。
去年の代替法学会で、ヘルスカナダの人が、「ウチの国は、貝毒の試験は、世界に先駆けてかなり削減したぜい(^^)v」という話をしていたと思うのですが、それを追い抜いて、100%廃止ということですね。
というより、2014年12月が、EU加盟国が貝毒のマウスアッセイを終わらせなければいけないデッドラインです。EU全体では600,000匹が使われているそうです。
HSI/Europe Applauds Britain for Ending Cruel Toxin-Screening Animal Tests
http://www.hsi.org/world/europe/news/releases/2012/05/shellfish_testing_uk_051812.html
化粧品の動物実験廃止へ向けた陳情~厚生労働省にも行きました [動物実験]
ご報告が遅くなってしまったのですが、先日ご紹介した環境省への陳情のあと、4月25日、厚生労働省へも化粧品の動物実験の廃止を求める陳情を行いました。
対応くださったのは藤田一枝厚生労働大臣政務官です。私たちの話をたいへん真摯な姿勢で聞いてくださり、また、今後についても大変希望の持てるお話をしてくださいました。政務官は、やわらかい語り口の中にもきりっとした強さを感じさせる、大変すてきな方でした。
ちなみに、現在、厚生労働省の政務三役5名のうち、3名が女性とのこと。その中のお一人に直接お話を聞いていただく機会を得ることができたのは、本当にうれしく思います。環境省に引き続いて、同席してくださいました福田衣里子議員に改めて御礼申し上げます。
私たちの要望事項:
1)化粧品・医薬部外品の動物実験を廃止へ向かわせること
2)動物愛護法の理念にのっとり、動物実験の代替へ向けた省庁横断的な枠組みを構築し、国として総合的にこの問題に取り組むこと
要望書は、環境省のときと同じく、以下の団体の連名です。
動物実験の廃止を求める会(JAVA)、アニマルライツセンター(ARC)、ストップ・アニマルテスト!キャンペーン、ヘルプアニマルズ、あしたへの選択/Choices for Tomorrow (CFT)、さよなら、じっけんしつ、株式会社ラッシュジャパン
当日は、ラッシュが署名を提出しました。環境省へ提出した分とあわせると、約1万7千筆。オルタナが記事を書いてくださり、なんとYahoo!ニュースに記事が掲載されています。
報道:
ラッシュジャパン、動物実験の禁止求めて署名1万7000筆集める
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120426-00000308-alterna-soci
ちなみに、今国会では、ストップ・アニマル・テスト・キャンペーン!も、化粧品の動物実験禁止を求める請願署名を国会に提出しました。
詳細は参議院のホームページをご参照ください。
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/seigan/180/yousi/yo1800938.htm
そして、化粧品の動物実験関係は、ニュースが続きます。
陳情の翌日だったので大変驚いたのですが、4月26日、厚生労働省から
「皮膚感作性試験代替法及び光毒性試験代替法を化粧品・医薬部外品の安全性評価に活用するためのガイダンスについて」
なるものが発出されました。
これについては、5月15日の「化粧品の動物実験を考える院内集会」で厚生労働省とJaCVAMからお話を伺う予定ですので、お話いただけるものと思います。ぜひご来場ください!
さてこの話題、なかなか盛りだくさんになってきましたが、タイミングとしては日本の動物愛護法改正以外にもうひとつ、来年2013年に、EUで予定されている化粧品の動物実験の完全禁止があります。EU域内で行う化粧品の動物実験は2009年にすでに禁止されているところですが、取引(輸入)の禁止については現在除外規定があり、それも含めた完全禁止を確実に2013年に迎えるために、海外の団体は、いまキャンペーン真っ盛りでもあります。
以下のリンクなどもぜひご参照ください。
LUSH「FIGHTING ANIMAL TESTING(化粧品の動物実験反対)」アクション:
http://www.lushjapan.com/contents/n_animal/
海外の団体の署名へのリンクがあります。
英語ですが、LUSH UK特設サイトでも署名を集めています。
また、こちらはBUAVの国際キャンペーンサイト、Cruelty Free International:

PETAからは最新の話題として、中国も動物を使わない試験法を初めて承認する最終段階に来たというニュースが。全世界的な取り組みが必要な問題なので、とってもうれしいニュースです。
China to Approve Non-Animal Cosmetics Test
http://www.peta.org/b/thepetafiles/archive/2012/05/07/china-to-approve-first-non-animal-cosmetics-test.aspx?c=ptwit
サイトに化粧品の動物実験についての歴史的な映像の翻訳を掲載しました。
ビデオ「Inside Biosearch」翻訳 ~バイオサーチ社の動物実験~
対応くださったのは藤田一枝厚生労働大臣政務官です。私たちの話をたいへん真摯な姿勢で聞いてくださり、また、今後についても大変希望の持てるお話をしてくださいました。政務官は、やわらかい語り口の中にもきりっとした強さを感じさせる、大変すてきな方でした。
ちなみに、現在、厚生労働省の政務三役5名のうち、3名が女性とのこと。その中のお一人に直接お話を聞いていただく機会を得ることができたのは、本当にうれしく思います。環境省に引き続いて、同席してくださいました福田衣里子議員に改めて御礼申し上げます。
私たちの要望事項:
1)化粧品・医薬部外品の動物実験を廃止へ向かわせること
2)動物愛護法の理念にのっとり、動物実験の代替へ向けた省庁横断的な枠組みを構築し、国として総合的にこの問題に取り組むこと
要望書は、環境省のときと同じく、以下の団体の連名です。
動物実験の廃止を求める会(JAVA)、アニマルライツセンター(ARC)、ストップ・アニマルテスト!キャンペーン、ヘルプアニマルズ、あしたへの選択/Choices for Tomorrow (CFT)、さよなら、じっけんしつ、株式会社ラッシュジャパン
当日は、ラッシュが署名を提出しました。環境省へ提出した分とあわせると、約1万7千筆。オルタナが記事を書いてくださり、なんとYahoo!ニュースに記事が掲載されています。
報道:
ラッシュジャパン、動物実験の禁止求めて署名1万7000筆集める
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120426-00000308-alterna-soci
ちなみに、今国会では、ストップ・アニマル・テスト・キャンペーン!も、化粧品の動物実験禁止を求める請願署名を国会に提出しました。
詳細は参議院のホームページをご参照ください。
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/seigan/180/yousi/yo1800938.htm
そして、化粧品の動物実験関係は、ニュースが続きます。
陳情の翌日だったので大変驚いたのですが、4月26日、厚生労働省から
「皮膚感作性試験代替法及び光毒性試験代替法を化粧品・医薬部外品の安全性評価に活用するためのガイダンスについて」
なるものが発出されました。
これについては、5月15日の「化粧品の動物実験を考える院内集会」で厚生労働省とJaCVAMからお話を伺う予定ですので、お話いただけるものと思います。ぜひご来場ください!
さてこの話題、なかなか盛りだくさんになってきましたが、タイミングとしては日本の動物愛護法改正以外にもうひとつ、来年2013年に、EUで予定されている化粧品の動物実験の完全禁止があります。EU域内で行う化粧品の動物実験は2009年にすでに禁止されているところですが、取引(輸入)の禁止については現在除外規定があり、それも含めた完全禁止を確実に2013年に迎えるために、海外の団体は、いまキャンペーン真っ盛りでもあります。
以下のリンクなどもぜひご参照ください。
http://www.lushjapan.com/contents/n_animal/
海外の団体の署名へのリンクがあります。
英語ですが、LUSH UK特設サイトでも署名を集めています。

China to Approve Non-Animal Cosmetics Test
http://www.peta.org/b/thepetafiles/archive/2012/05/07/china-to-approve-first-non-animal-cosmetics-test.aspx?c=ptwit
ビデオ「Inside Biosearch」翻訳 ~バイオサーチ社の動物実験~
★緊急告知!★ 5/15 化粧品の動物実験を考える院内集会 開催のご案内 [動物実験]
この春、化粧品の動物実験廃止へ向けて、市民団体連名で活動してきた流れを受けて、議員会館内での院内集会を企画しました。
当日は、JaCVAM(日本動物実験代替法評価センター)、関連省庁から動物実験代替の現状についてお話をうかがうとともに、動物実験していないメーカーのLUSHからのお話なども予定しています。
また、国会議員に多くの人が関心を持っていることを知らせるチャンスです。平日ですが、お誘い併せの上、ぜひご参加ください。
間際の告知ではありますが、情報拡散にもご協力ください。よろしくお願いします。
以下、転送・転載歓迎![[ひらめき]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/151.gif)
------------
化粧品の動物実験を考える院内集会 開催のご案内
シャンプーや口紅など、美を追求するための化粧品開発の過程で動物実験が行われています。
「美のために動物を犠牲にしたくない」という消費者の声が実を結び、アメリカでは大企業が自主的に廃止したり、EUでは2009年3月から禁止するなど、化粧品の動物実験は過去の遺物となりつつあります。
日本でもこの実態が知られるようになり、化粧品の国内最大手企業の資生堂は2011年3月に自社の動物実験施設を閉鎖、2013年までには外部委託も含めた動物実験の全面的廃止を目指すとするなど、画期的な取り組みを始めました。動物実験を行わず、化粧品開発のための動物実験反対を謳う海外の化粧品メーカーの日本への進出も顕著です。
しかしこれらの歓迎すべき動きは日本の業界全体に浸透しているとは言えません。
そこで、国会でもこの問題を議論していただこうと下記のとおり院内集会を企画しました。
関係各方面から化粧品の動物実験廃止を巡る現状と取り組みを報告し、廃止に向けての今後の課題を共有します。
○日時 2012年5月15日(火) 14:30~16:00
○場所 衆議院第二議員会館 多目的会議室
○内容(予定)
・化粧品の動物実験とはどのようなものか
・EUにおける化粧品の動物実験禁止までの軌跡
・動物実験に代わる代替法の開発状況
・動物実験廃止に向けた企業の取り組み 他
○呼びかけ団体(順不同)
NPO法人動物実験の廃止を求める会(JAVA)
NPO法人アニマルライツセンター(ARC)
あしたへの選択Choices for Tomorrow(CFT)
ストップ!アニマルテスト!キャンペーン
ヘルプアニマルズ
さよなら、じっけんしつ
○参加申し込み
opinion@usagi-o-sukue.org
タイトルを「院内集会参加申し込み」として、本文に①お名前②ご所属③ご連絡先をお書きのうえ、5月13日までに上記アドレスまでメールをお送りください。
○ご注意
当日は傍聴のみで発言はできません。あらかじめご了承ください。
当日は、JaCVAM(日本動物実験代替法評価センター)、関連省庁から動物実験代替の現状についてお話をうかがうとともに、動物実験していないメーカーのLUSHからのお話なども予定しています。
また、国会議員に多くの人が関心を持っていることを知らせるチャンスです。平日ですが、お誘い併せの上、ぜひご参加ください。
間際の告知ではありますが、情報拡散にもご協力ください。よろしくお願いします。
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化粧品の動物実験を考える院内集会 開催のご案内
シャンプーや口紅など、美を追求するための化粧品開発の過程で動物実験が行われています。
「美のために動物を犠牲にしたくない」という消費者の声が実を結び、アメリカでは大企業が自主的に廃止したり、EUでは2009年3月から禁止するなど、化粧品の動物実験は過去の遺物となりつつあります。
日本でもこの実態が知られるようになり、化粧品の国内最大手企業の資生堂は2011年3月に自社の動物実験施設を閉鎖、2013年までには外部委託も含めた動物実験の全面的廃止を目指すとするなど、画期的な取り組みを始めました。動物実験を行わず、化粧品開発のための動物実験反対を謳う海外の化粧品メーカーの日本への進出も顕著です。
しかしこれらの歓迎すべき動きは日本の業界全体に浸透しているとは言えません。
そこで、国会でもこの問題を議論していただこうと下記のとおり院内集会を企画しました。
関係各方面から化粧品の動物実験廃止を巡る現状と取り組みを報告し、廃止に向けての今後の課題を共有します。
○日時 2012年5月15日(火) 14:30~16:00
○場所 衆議院第二議員会館 多目的会議室
○内容(予定)
・化粧品の動物実験とはどのようなものか
・EUにおける化粧品の動物実験禁止までの軌跡
・動物実験に代わる代替法の開発状況
・動物実験廃止に向けた企業の取り組み 他
○呼びかけ団体(順不同)
NPO法人動物実験の廃止を求める会(JAVA)
NPO法人アニマルライツセンター(ARC)
あしたへの選択Choices for Tomorrow(CFT)
ストップ!アニマルテスト!キャンペーン
ヘルプアニマルズ
さよなら、じっけんしつ
○参加申し込み
opinion@usagi-o-sukue.org
タイトルを「院内集会参加申し込み」として、本文に①お名前②ご所属③ご連絡先をお書きのうえ、5月13日までに上記アドレスまでメールをお送りください。
○ご注意
当日は傍聴のみで発言はできません。あらかじめご了承ください。
実験ウサギを家庭にお迎えしてくださる方、募集中情報 [里親探し]
「幸せウサギ計画+」さまに、実験ウサギの里親募集の案件が出ています。保護主さまのブログと併せて、ぜひごらんください。ダッチ君たちが幸せになりますように!
実験室卒業のダッチ君たち
http://rapetihei.com/days/HRP/archives/2012/0507_070619.php
【種 類】ダッチ
【生年月日】2011年12月
【性 別】オス
【匹 数】15匹
【募集地域】東京・埼玉・神奈川・山梨・静岡・愛知・岐阜
(それ以外の地域の方も可能な場合がありますので、まずはご相談ください。)
【募集条件】 ⇒【実験ウサギさん里親募集 / 募集条件】
【保護主様ブログ】⇒ 兎鳥庵日記
実験室卒業のダッチ君たち
http://rapetihei.com/days/HRP/archives/2012/0507_070619.php
【種 類】ダッチ
【生年月日】2011年12月
【性 別】オス
【匹 数】15匹
【募集地域】東京・埼玉・神奈川・山梨・静岡・愛知・岐阜
(それ以外の地域の方も可能な場合がありますので、まずはご相談ください。)
【募集条件】 ⇒【実験ウサギさん里親募集 / 募集条件】
【保護主様ブログ】⇒ 兎鳥庵日記
クローンと動物の犠牲~『国家を騙した科学者』 [動物実験]
韓国の動物保護法改正にも影響を与えたとされる、黄禹錫・元教授の論文捏造事件の全容をまとめた本です。ずっと読もうと思っていて、読めず……今ごろなのですが読んでみました。
びっくりしたのは、「韓国ではあまり関心をもたれていないが」との前置きはあるものの、クローン研究で犠牲になる夥しい数の動物たちの苦しみにも言及があったことです。
米国のジョンズ・ホプキンス大学のある教授は、「動物のクローン実験をしてみたら、例えば頭が四角いブタが生まれたりした。呪わしい奇形動物が立て続けに生まれ、恐ろしくなって研究を放棄した」と語る。黄教授が行ってきた研究に関しても、数百頭に及んだ動物実験の失敗の末、クローンに成功したという記事が何度か出た。その「失敗した動物」がどう処理されたのか言及されたことはない。最近の研究結果によれば、クローン動物には新しいタンパク質が生まれ、三〇~七〇%が出産一週間後に死亡している。
また、Dr.レイ・グリークの『貪欲と傲慢の動物実験』からの引用もありました。(参考文献表によると”Specious Science”のことです)
引用されていたのは、完全にウイルスのないブタを育てるなんて不可能だという話についてですが、日本でジャーナリストがレイ・グリークを引用しているのなんて見たことがないので、著者が全方位で情報収集している、この感じはすごいなと思ってしまいました。
民主主義のないところに科学は育たないというのが、この本のメインテーマだったと思いますが、ますます説得力を感じさせます。
それにしてもこの事件……舞台が科学と論文捏造だったので異常さが際立っていますが、日本のメディアや社会構造も基本的には同じ体質なのでは?と思わざるを得ないところが多々あって(特に権威で判断するところとか)、科学者がヒーローにならない日本社会のありがたさを噛み締めてしまいました。
ちなみに……

これは日本の体細胞クローン牛のイチローです。彼を「つくった」研究者はすでに他のところに移って他の研究をしているそうです。
でも彼は、畜産草地研究所で生きている。
12歳の牛が生きていること自体がちょっと感動でしたが…。
(ふつう牛は食べられてしまうから、そんなに長くは生かされない)
日本でも、体細胞クローン牛の肉について食品安全委員会が評価を行っており、生後6ヵ月以降であれば、一般の牛と変わりはなく同等であるとされました。それをもって、厚生労働省は、食品流通上の特段の規制を設けていません。
でも農水省は、出荷については自粛を行っています。
体細胞クローン牛がつくられなくなってきているのも、その出荷自粛によるものだとのことでした。自治体が研究の主体であることが多いので、実用化されない研究は淘汰されるというわけです。(ほっ)
以前にもブログに書きましたが、生後6ヵ月までの状況を見れば、まさに動物虐待的な技術であるのは間違いがなく、「何となく薄気味が悪い」ものが流通に混じるのは、畜産振興にとってマイナスだと判断されているのだろうな…と思います。
消費者の行動は、科学によってだけ決まるわけではないと、農水省はよくわかっているということですよね。
これは放射能も同じだと思います。「体内から排出させれば、まだ肉牛として使える」などと、畜産農家に無為な希望を持たせるようなことを科学者が無責任に言うのはやめるべきではないでしょうか。ずるずると希望を長引かせるのは、むしろ酷なことをしていると感じます。
(それによって、この期に及んでまだ成オスが去勢されていないなんて、動物のレスキューとしてはありえないと思うけど、レスキューじゃないからいいという論理なのかしら)
消費行動は、「科学」だけで決まるわけではありません。
話がそれましたが、その「科学」も、実験という特殊な環境をつくって得たデータがどこまで本当に科学的なのかという問題があるわけです。
(直訳は『見かけだおしの科学』ですから、『貪欲と傲慢の動物実験』とは、これまたスバラシイ訳だなと思ってしまいまいました^^;)
びっくりしたのは、「韓国ではあまり関心をもたれていないが」との前置きはあるものの、クローン研究で犠牲になる夥しい数の動物たちの苦しみにも言及があったことです。
米国のジョンズ・ホプキンス大学のある教授は、「動物のクローン実験をしてみたら、例えば頭が四角いブタが生まれたりした。呪わしい奇形動物が立て続けに生まれ、恐ろしくなって研究を放棄した」と語る。黄教授が行ってきた研究に関しても、数百頭に及んだ動物実験の失敗の末、クローンに成功したという記事が何度か出た。その「失敗した動物」がどう処理されたのか言及されたことはない。最近の研究結果によれば、クローン動物には新しいタンパク質が生まれ、三〇~七〇%が出産一週間後に死亡している。
また、Dr.レイ・グリークの『貪欲と傲慢の動物実験』からの引用もありました。(参考文献表によると”Specious Science”のことです)
引用されていたのは、完全にウイルスのないブタを育てるなんて不可能だという話についてですが、日本でジャーナリストがレイ・グリークを引用しているのなんて見たことがないので、著者が全方位で情報収集している、この感じはすごいなと思ってしまいました。
民主主義のないところに科学は育たないというのが、この本のメインテーマだったと思いますが、ますます説得力を感じさせます。
それにしてもこの事件……舞台が科学と論文捏造だったので異常さが際立っていますが、日本のメディアや社会構造も基本的には同じ体質なのでは?と思わざるを得ないところが多々あって(特に権威で判断するところとか)、科学者がヒーローにならない日本社会のありがたさを噛み締めてしまいました。
ちなみに……

これは日本の体細胞クローン牛のイチローです。彼を「つくった」研究者はすでに他のところに移って他の研究をしているそうです。
でも彼は、畜産草地研究所で生きている。
12歳の牛が生きていること自体がちょっと感動でしたが…。
(ふつう牛は食べられてしまうから、そんなに長くは生かされない)
日本でも、体細胞クローン牛の肉について食品安全委員会が評価を行っており、生後6ヵ月以降であれば、一般の牛と変わりはなく同等であるとされました。それをもって、厚生労働省は、食品流通上の特段の規制を設けていません。
でも農水省は、出荷については自粛を行っています。
体細胞クローン牛がつくられなくなってきているのも、その出荷自粛によるものだとのことでした。自治体が研究の主体であることが多いので、実用化されない研究は淘汰されるというわけです。(ほっ)
以前にもブログに書きましたが、生後6ヵ月までの状況を見れば、まさに動物虐待的な技術であるのは間違いがなく、「何となく薄気味が悪い」ものが流通に混じるのは、畜産振興にとってマイナスだと判断されているのだろうな…と思います。
消費者の行動は、科学によってだけ決まるわけではないと、農水省はよくわかっているということですよね。
これは放射能も同じだと思います。「体内から排出させれば、まだ肉牛として使える」などと、畜産農家に無為な希望を持たせるようなことを科学者が無責任に言うのはやめるべきではないでしょうか。ずるずると希望を長引かせるのは、むしろ酷なことをしていると感じます。
(それによって、この期に及んでまだ成オスが去勢されていないなんて、動物のレスキューとしてはありえないと思うけど、レスキューじゃないからいいという論理なのかしら)
消費行動は、「科学」だけで決まるわけではありません。
話がそれましたが、その「科学」も、実験という特殊な環境をつくって得たデータがどこまで本当に科学的なのかという問題があるわけです。

Specious Science: How Genetics and Evolution Reveal Why Medical Research on Animals Harms Humans.
- 作者: Ray C. Greek
- 出版社/メーカー: Continuum Intl Pub Group (Sd)
- 発売日: 2003/10
- メディア: ペーパーバック
ディズニーネイチャー 映画『チンパンジー』 [ART・映画・その他]
こりゃ楽しみです。何やら予告編だけで「じぃん」とくるものが。
それにしても、ディズニーのアースディのサイトなんてのがあるんですね。へぇ…。「動物園・水族館へ行こう」はちょっと理解できないけど……。アメリカには自然保護に関心を持たせるような動物園もあるんでしょうけど、日本ではまず無理かなぁ。
http://disneyearthday.com/
それにしても、ディズニーのアースディのサイトなんてのがあるんですね。へぇ…。「動物園・水族館へ行こう」はちょっと理解できないけど……。アメリカには自然保護に関心を持たせるような動物園もあるんでしょうけど、日本ではまず無理かなぁ。
http://disneyearthday.com/
イギリス:フェリー輸送も、終了 [動物実験]
3月の記事ですが、最後までイギリス・ヨーロッパ間で実験動物を輸送していたフェリー会社が、その業務を停止すると公表したそうです。フェリーでも実験動物が輸送されていたんですね……。
取引額としてはたいしたことはないので、ターゲットにされるよりはいいと踏んだということのようですが、輸送を止めさせるキャンペーンは効果的のようで、「立ち上がれ」と研究者を扇動するようなコメントも載っています。
しかし・・・長距離輸送では動物福祉が確保されないのは間違いないのだから、なくしていくべきなのは当然ではないでしょうか。
No Ticket to Ride: U.K. Animal Rights Campaigners End Ferry Service for Lab Animals
http://news.sciencemag.org/scienceinsider/2012/03/stena-lines-wont-ferry-animals.html?ref=hp
取引額としてはたいしたことはないので、ターゲットにされるよりはいいと踏んだということのようですが、輸送を止めさせるキャンペーンは効果的のようで、「立ち上がれ」と研究者を扇動するようなコメントも載っています。
しかし・・・長距離輸送では動物福祉が確保されないのは間違いないのだから、なくしていくべきなのは当然ではないでしょうか。
No Ticket to Ride: U.K. Animal Rights Campaigners End Ferry Service for Lab Animals
http://news.sciencemag.org/scienceinsider/2012/03/stena-lines-wont-ferry-animals.html?ref=hp
リベリア生物医学研究所 [動物実験]
CNNのレポート。廃墟になった研究所が映ってます……。チンパンジーを医学研究に使っては島に放していました。
個別に飼育されて動物実験に使われたチンパンジーが、群れを取り戻しチンパンジーとして生まれ変わるには10年のリハビリが必要。
Laboratory chimps get a new lease on life
http://edition.cnn.com/2012/04/20/us/rescue-chimp-migration/index.html
人は何と罪作りなことをしたのでしょうか……。
個別に飼育されて動物実験に使われたチンパンジーが、群れを取り戻しチンパンジーとして生まれ変わるには10年のリハビリが必要。
Laboratory chimps get a new lease on life
http://edition.cnn.com/2012/04/20/us/rescue-chimp-migration/index.html
人は何と罪作りなことをしたのでしょうか……。
犬の腹部モデル [代替法]
不妊手術などの訓練用シミュレーターだそうです。見た目はなかなかリアルそうです^^;
The Matrix
Matrix and veterinary science know-how creates a cutting-edge model
http://sydney.edu.au/news/84.html?newscategoryid=2&newsstoryid=8996&utm_sour
Matrix magic makes veterinary surgery less intimidating
http://www.smh.com.au/technology/sci-tech/matrix-magic-makes-veterinary-surgery-less-intimidating-20120409-1wl4a.html#ixzz1tIwJGhWc
The Matrix
Matrix and veterinary science know-how creates a cutting-edge model
http://sydney.edu.au/news/84.html?newscategoryid=2&newsstoryid=8996&utm_sour
Matrix magic makes veterinary surgery less intimidating
http://www.smh.com.au/technology/sci-tech/matrix-magic-makes-veterinary-surgery-less-intimidating-20120409-1wl4a.html#ixzz1tIwJGhWc
アメリカ:大型類人猿の保護と費用削減に関する法律、審議入り [動物実験]
4月24日、アメリカで、実験用チンパンジーを保護するための「大型類人猿の保護と費用削減に関する法律」の初の公聴会が開かれたそうです。法案は、昨年上院と下院に提出されたもので、
・大型類人猿を用いる侵襲的な研究を段階的に廃止する
・侵襲的な研究のための大型類人猿の繁殖と輸送を禁止する
・国の資金で飼育される500以上のチンパンジーをサンクチュアリへ引退させる
といった内容です。
Chimpanzee bill receives first hearing
http://blogs.nature.com/news/2012/04/chimpanzee-bill-recieves-first-hearing.html
「ネイチャー」によると、元グラクソスミスクラインのワクチン研究者であるマーティン・ワッサーマンという人は、公聴会で、「この法律によって10年間で3億ドルの節約になる」、「チンパンジーはモデル動物としては劣っている」等の意見を述べたようです。「今や、他の手段がある」とか、「チンパンジーとヒトは遺伝子は95-98%同じだが、ヒトの病気は必ずしもチンパンジーで同じように起きるわけではない」とか、挙句の果ては「侵襲的な動物実験において、不必要なチンパンジーの利用が将来にわたって起こらないようにするためには、この法案の通過が欠かせない」とか、この人、ほんとに元研究者?みたいな。
まあ、他にもいろいろ意見はあったみたいですけど。
この法案について今までブログにあまり書いてこなかったようなので、ちょっとご紹介してみました。
HSUS:
Chimps Deserve Better Campaign
PCRM:

Project R&R:
・大型類人猿を用いる侵襲的な研究を段階的に廃止する
・侵襲的な研究のための大型類人猿の繁殖と輸送を禁止する
・国の資金で飼育される500以上のチンパンジーをサンクチュアリへ引退させる
といった内容です。
Chimpanzee bill receives first hearing
http://blogs.nature.com/news/2012/04/chimpanzee-bill-recieves-first-hearing.html
「ネイチャー」によると、元グラクソスミスクラインのワクチン研究者であるマーティン・ワッサーマンという人は、公聴会で、「この法律によって10年間で3億ドルの節約になる」、「チンパンジーはモデル動物としては劣っている」等の意見を述べたようです。「今や、他の手段がある」とか、「チンパンジーとヒトは遺伝子は95-98%同じだが、ヒトの病気は必ずしもチンパンジーで同じように起きるわけではない」とか、挙句の果ては「侵襲的な動物実験において、不必要なチンパンジーの利用が将来にわたって起こらないようにするためには、この法案の通過が欠かせない」とか、この人、ほんとに元研究者?みたいな。
まあ、他にもいろいろ意見はあったみたいですけど。
この法案について今までブログにあまり書いてこなかったようなので、ちょっとご紹介してみました。
HSUS:
Chimps Deserve Better Campaign
PCRM:

Project R&R:
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