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文庫版登場~ 『僕らが死体を拾うわけ』 [動物の本]

僕らが死体を拾うわけ 僕と僕らの博物誌 (ちくま文庫)

僕らが死体を拾うわけ 僕と僕らの博物誌 (ちくま文庫)

  • 作者: 盛口 満
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2011/03/09
  • メディア: 文庫
 今年、文庫版で登場していたんですね、 『僕らが死体を拾うわけ』。

生きている健康な動物を、解剖で生徒に殺させることにこだわっている理科の先生方に、ぜひ読んでほしい本です。

そんなことわざわざしなくても、教材はいっぱい世の中に転がっている。特に田舎でだろうけど、でも東京でもいろいろ転がってますよ。首のないハトの死体とか~(←これはカラスが食べていらっしゃいましたのでどこまで残るかわかりませんが…) あとドブネズミの死体も埋めてあげたことあるし…。(話がそれそう)

とにかく、死体で十分生き生きした理科の授業ができる…というか、むしろこの先生の方がすごいことやってるような気がするんです。

ときどき生きた動物拾ったりしてますが^^;、変に「命の大切さ」とか、ウンチク語っていないところも好きな本です。

だから本当は、この先生が解剖についてどう思っているかは知りません^^;

でも、ネズミの絵がすごくかわいいから、おすすめ~♪ (←そこかい?)
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バイブル復活! 新刊『動物の解放 改訂版』 [動物の本]

via ALIVE

ピーター・シンガーの『動物の解放』が改訂版の翻訳で戻ってきたそうです。うれしい!

動物の解放 改訂版

動物の解放 改訂版

  • 作者: ピーター・シンガー
  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2011/05/20
  • メディア: 単行本

旧版の翻訳が書店から消えて久しいですが、やはりこの本が手軽に読めるのと読めないのとでは活動に対する理解度が違ってくると思います。

私は、功利主義者ではないし、シンガー信奉者でもないですが、ただ、この本に書かれているもろもろの事柄は、この世界の現実を理解するためには非常に役に立ったので、是非広く読まれてほしいなと思っています。

再び翻訳をしてくださった戸田先生に感謝いたします。

原著は、旧日本語訳の出版後に改訂版が出ており、そちらの方が内容がパワフルだと聞いているので、とても楽しみです。海外ではそちらが読まれているので、運動の広がりが違うと聞いたこともあります。

福島の原発事故にからんで畜産動物の保護にも関心が高まっている今、そもそも集約的畜産とはどういうものなのか、どう考えるべきなのか、この本で知ってほしいです。

そして、目先の救護だけではなく、もっと本質的に動物を救うにはどうしたらよいのか、皆で考える社会になってほしいと願います。

もちろん、動物実験についても。

出版社のページ:
新刊『動物の解放 改訂版』
http://www.jimbunshoin.co.jp/book/b87004.html

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迫力のアニマルライツ小説? 『ドクター・ラット』読んでほしい。 [動物の本]

ドクター・ラット (ストレンジ・フィクション)

ドクター・ラット (ストレンジ・フィクション)

  • 作者: ウィリアム・コッツウィンクル
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2011/03/16
  • メディア: 単行本


日本がこんな状況のときに、小説の紹介ですか? と思われそうですが、読んでみたら、今読むのがぴったりすぎのカタストロフ小説でした。orz これじゃあ臨場感ありすぎさ!? (注:原発は出てきませぬ)

この本、何年も前に英語版を買った話を日記に書いたような気もするのですが、実は途中で読むのを止めてしまっていました。このたびめでたく邦訳が出たということで早速購入してみたところ……どこで読むのを止めちゃったかも思い出しましたよ。

だってさ、残酷な話のオンパレードなんだもん! これじゃ、読んでられないよ!という人もいるかもしれません…。

といっても、動物が人間にされていることについては全部が現実なのがまたすごいところでして。確かアニマルライツの団体のサイトでも誉めていた記憶がありますが、さもありなんという内容です。

特に動物実験については、これでもか、これでもかですから! (あ、今ドン引きされたよーな気もするけど…読んでー) 

書かれたのは1970年代で、話自体は単純な話と言ってしまえばそうなのかもしれないですが、なかなかの迫力です。世界幻想文学大賞を受賞していたんですね。知らなかった。こういう小説に賞を出すなんて、懐深すぎます。

日本で長らく翻訳が出なかった理由も、なんとなくかんぐってしまいますねえ…。まあ、ウケなさそうっていうのもあったんだろうけど。

こういう、現実を突きつけてくる小説も、日本でウケるようになるといいなあ。

科学技術が巨大地震にもろくも敗北した時期、しかも被災や計画停電で動物実験が止まっている研究施設もあるこの時期に解禁が重なったことに、何やらめぐり合わせを感じてしまいます。

追記:この本の中にはいろいろな論文の出典と思われるものが記されているのですが、中に一つだけ日本発のものがあり、そこに書かれている発行者は、おそらく「日本学術会議」の誤訳であろうと思われます。

その出典の出版年として書かれている年に、日本学術会議から関連するテーマのレポートが出ているのは確かなようなので、もしかしてこの本に出てくる出典ぽい記述は、すべて現実の論文なのかな~と思いました。(少しひねって書かれている可能性があります) 
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『おりの中の秘密』 [動物の本]

おりの中の秘密

おりの中の秘密

  • 作者: ジーン ウィリス
  • 出版社/メーカー: あすなろ書房
  • 発売日: 2005/11
  • メディア: 単行本

これは動物園を舞台にしたフィクションですが、ゴリラに手話を教える、実際にあった実験が背景にはあります。

途中、動物がいなくなったら、「動物実験に使ってるんだろう!」なんて罵るシーンが出てきたりして、これはやっぱりイギリスの物語ですね~。



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『環境正義と平和』 戸田清著 [動物の本]

環境正義と平和―「アメリカ問題」を考える

環境正義と平和―「アメリカ問題」を考える

  • 作者: 戸田 清
  • 出版社/メーカー: 法律文化社
  • 発売日: 2009/03
  • メディア: 単行本

戸田先生、やっぱり博覧強記です。すごい。

学術書を読みつけない人には少し難しい文体かもしれないけれど、環境をめぐるさまざまな事例から、この社会にはびこる社会的な暴力について今一度考えてみる必要があると考えさせられる本です。

あとね、もっと勉強しなきゃ!って思うかも~。最近の、いろいろな資料に当たるということをしない風潮がちょっとコワいので、若い人に読んでほしいかなと思いました。

動物については、ヒト科霊長類についてもいくつかの記述があるので、ご参考まで。
また、牛肉の消費についてや、アニマルライツという言葉なども、ちらほら。

戸田清研究室ホームページ
http://todakiyosi.web.fc2.com/



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読んでほしい本、『疫病犬と呼ばれて』 [動物の本]

ちょっとしたきっかけがありまして、リチャード・アダムズの疫病犬と呼ばれて (上・下)(評論社)をちゃんと読み直しました。

私が中学くらいの頃は、どこの図書館でも並んでいた本でしたが、今はもう絶版のようですね。実は中学時代、同じ著者の『ウォーターシップダウンのウサギたち』にかなり夢中になった口なのですが、こちらの本は「なんだか暗そう・・・」と思って、借りてもやっぱりちゃんと読んでいなかったみたいです。

改めてきちんと読んで思うのは、もし、動物文学ならぬ「実験動物文学」なんていうジャンルが成立するとしたら、この作品がやはり最高峰だろうということです。

イギリス湖沼地方を舞台に、国立の研究所から逃げ出した2匹の実験犬の行く末を描いた作品なのですが、2匹の心理描写もすばらしくて心乱されるし、事件を取り巻く人間社会の描写も「ありそー!」な感じがとてもリアルです。ちんぷな表現だけど、力作!の一言。

原作が書かれたのは1977年ですから、今は実験施設もこんなにおおざっぱじゃないとは思いますが、でも、かなり動物実験に関しても、正面から切り込んでいる作品です。つまり…著者が動物実験に対してかなり批判的な気持ちを持っていることは間違いない作品だという意味ですが。

物語は大どんでん返しで終幕を迎え、涙ドバドバですが、訳者あとがきを読んで、実はもう一つの大どんでん返しがありました。

それは、著者のリチャード・アダムズがもともとは官僚、イギリス環境省で最後は次官補だったということです。今の今まで知りませんでした…。(だいたい、『ウォーターシップダウン~』が書かれた頃に日本なんかまだ環境庁すら生まれてないし!?) しかし、『ウォーターシップダウン~』はまだしも、この作品なんてかなりの体制批判作品なんですよ。それも、含・動物実験批判ですよ!! 日本だったらやっぱりありえない気がします。省庁辞めても動物実験体制死守のために働くのが日本の役人…としか思えないし(´д`)?

嗚呼イギリス底力です~ 
しかもこんな、ある意味暗い作品をアニメ化までする国って~(ありえなーい! けど見たい!!)

でも、日本も翻訳が出たのがちょうど30年前の1979年。動物実験のこういう雰囲気、伝わっていたんですね、日本にも。

中学生にはちょっと難しいところあったかもしれないけど、あのときちゃんと読み込めば私の目覚めももう少し早かったかな~? もしかしたら時代のせいもあっていくつかの「不適切用語」のせいで絶版なのかもしれないけど、復刊してほしい本がまた増えました。
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本『立法の中枢 知られざる官庁 新内閣法制局』 [動物の本]

立法の中枢 知られざる官庁 新内閣法制局
作者: 西川 伸一
出版社: 五月書房

ずっと前にオススメされてた本を今頃読みました。はっきりいって、関心がないと最後まで読み通せない本だと思います(^^; でも、関心があると面白いです。日本人なら知っておくべきことがイロイロ書かれています。学校教育って、国のしくみを理解した国民になるための大事なことを何も教えてない気がする今日この頃です。

法律の条文に矛盾がないようにチェックする役所があることくらいは知られているのかもしれないけど、そこの出す見解こそが、実は日本最強不変の「法律」ナノネ?みたいな話、深いところはあまりよく知られていないですよね…?(だからタイトルも「知られざる官庁」なのか、、、そうだよなぁ。)

で、なぜこの動物ブログに書こうかなと思ったかというと、議員立法についても詳しく書かれていて、ちらーっと一瞬、旧・動物の保護及び管理に関する法律が出てきたからなんです。もちろん、動物の運動にも役に立つよーというのもあるんですが。(ほんとに、動物に関係ない事柄はないね。)

「動物保護法は、二00一年に一0四歳で亡くなった加藤シズエ氏が参院議員時代に、八年越しで成立にこぎつけたもの。」

実は、議員立法で成立した法律をその性質によっていくつかに分類する下りでは、「議員の個人的考えに基づく法律」に分類されていて、「えーっ、ちょっとその言い方はヤだな、国民普遍的な問題だもん~」と思ったんだけど、「政府立法になじまない、国民の倫理、道徳、感情に立ち入るものである」という説明は正しいのかな…と思います。

代替法学会のシンポでも「陛下がイギリスに行かれて、日本にこういう法律がないからといって作られた」という、まるで短期間で法律ができたかのように錯覚させる説明があったし(それに、天皇が法律作れるわけじゃありませんから、言葉を補わないと、コレちょっと…(苦笑)みたいな)、一般的にはその昭和天皇の訪欧の返礼としてエリザベス女王が来日するのに合わせて法律が制定されたという話が言われていると思うのですが、実際には、1950年くらいから法案提出はされていたし、非常に長い法制定を求める動きがあったにもかかわらず、なかなか成立してこなかった経緯があると思います。(そして、多くの国民の悲願だった割には、きちんと運用されてこなかった)

やっと成立にいたった当時は、イギリスで、「日本では動物実験で犬の取扱いが非常に虐待的である」ということが話題になっていて(捕鯨も?)、その反日キャンペーン的な状況に対応するために法整備が必要になったはずなんだけど、どうして「動物実験」っていうところが抜けちゃうのか誠に不思議です…。(意図的?)

加藤シズエさんは、日本で初めて女性で国会議員になった人の一人で、バースコントロール(←人間の)の普及で有名な方です。偶然か必然か、ヒトも犬も猫もバースコントロールによって福祉が向上するというところはそういえば共通点ですね…。ちょっと話がそれてきたのでこの辺で。
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本『スポーツは「良い子」を育てるか』 [動物の本]

スポーツは「良い子」を育てるか (生活人新書)
永井 洋一
NHK出版

自己達成型の運動(ジョギングとかね)はまたちょっと違うと思うけど、勝ち負けを競うスポーツ(特にチームを作って対戦するタイプ)に基本的に大きな弊害があるのは火を見るより明らかだと思っていたので、とても納得しながら読みました。競技結果重視型になるあまりの弊害と、どういうスポーツ環境を子どもに与えるべきかについて書かれた本です。

学生時代に「平和と女性」についての原著講読の授業があって、そのとき読んだ本に、対戦型のスポーツを戦争の原型と考え、「平和ルール」のスポーツの普及をしている人たちの話が書かれていたのがとても印象的だったので、ちょっとこの本を手にとってみたのでした。(そういったこととはちょっと違った本でしたけれども。)

私は何回か転校したので、平均より見てきた学校の数は多いと思いますが、クラスでいじめを行う生徒は、どこの学校でもたいていスポーツに秀でた生徒だったという印象があります。この現実と、日本人が持っているスポーツの精神性に対する良いイメージとのギャップについて、理由を理解するにはとてもいい本だと思いました。(子育てをする上でも。) 

関係ないけど、日本であまりこのことが意識されていないような気がするのは、日本語では「スポーツマンで優位に立っていて他者に対して差別的な生徒」を指す言葉がないように思うけど、英語ではJockという呼び方があるということですね…。(「オタク」という言葉は世界進出を果たしているみたいなのに、おかしいなぁ?)

と話がそれそうですけど、それで、なんでこのブログに書こうと思ったかというと、ドーピングの世界もスゴそうやね~!?と思ったからなんですけどね。

遺伝子組換えウイルスを感染させて、赤血球を作るホルモンを体内で増産させるとか、ナニソレ!?って感じです…。ま、さ、か、そんなことのためにも動物が!? ドーピング判定を厳しくしたら、結果が20年前の記録にまで落ち込んだ大会もあったそうで…テレビで見せられているスポーツは虚像かもしれません…。

あとね、ときどきサーカスの熊が比喩で出てくるんですよ、この本。「彼らは、観客の拍手で充実感を得ることはありません」とかね。

そう! それこそサーカスの芸が虐待にすぎないことの本質だわっ。。 などと激しく反応するのでした。
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『戦場で出会った子犬の物語』 [動物の本]

戦場で出会った子犬の物語戦場で出会った子犬の物語

作者: ジェイ・コペルマン
出版社: 日経BP社

かわいい。この子犬はかわいい! マジで、きゅぅぅん。屈強なアメリカ兵がイラクで助けちゃったのも無理はない… 

戦争で人を殺していて、子犬を助けることが物語になる? そう思う人もいるかもしれないな。でも結局のところこれは、人を殺すように訓練された戦争マシーンが、人に戻ることを描いた物語なんだと思います。

続編はもっと心理的なところに踏み込んでいるみたいなので、こちらの翻訳も期待してしまいます。
From Baghdad to America: Life Lessons from a Dog Named Lava

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ブックレット「ペットフードでなくてもいいの♪」 [動物の本]

ペットフードでなくてもいいの大好きなペットの食事
ペットフードでなくてもいいの♪?

発行:日本消費者連盟/馬場利子著
500円

消費者団体がペットフードについてのブックレットを出したということで、早速入手してみました。基本的なことがまとめられていて、ちょっと人にオススメしたりするときによい冊子だと思います。なかなか1冊本を読んでといっても難しいけど、これならちょっと差し上げるのにいいかな、と思います。

考えてみると、実験用のマウス、ラットなどもペレットフードだけの生活です。以前、がんについての新聞記事で、ラットはがん発生率が100%だと書いてありました。でも飼っていると、そんなことはありません。(解剖はしないので、そりゃ老衰だと思ってもどこかにがんがあった可能性はありますが…) たぶん100%というのは実験用のラットの話だと思います。それが本当だとしたら、ペレットだけで生きるということも関係しているのではないか……と密かに思っているわけなんですが。

個人的体験として、実際、ペレットを一切与えなかった一代目ジャンハムはとても長生きしました。でも2代目のとき、ペレットこそ栄養バランスがとれているという考え方の人たちにちょっと影響を受けて、けっこうあげてしまったんですよね…… それで、その子はけっこう早死にでした。とっても申し訳ないことをしたと思っています。

ペレットは、人間で言えば加工食品だけを食べているのと一緒だと思います。1週間入れっぱなしでも腐らないし、便利なのは理解するのですが…動物実験のデータは、そういう動物からとられたデータをもとにしているわけですよね。条件をそろえることが大事だからそうなるという説明は理解しますが、やっぱりかわいそうだなぁ…と思います。

しかも、手で持って食べるのが習性なのに、天井にゴハンがあったりして。これは最初やっぱり「エーッ、そーなのー!?」って思いました★

(話がそれてるんですけど?)
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