口から食べられなくなったらどうしますか [薬・医学]
「『平穏死』のすすめ」というタイトルのこの本、どこかで紹介されているのをチラッと見てから読んでみたかったのですが、偶然図書館に置いてあったのをみつけて借りることができました。人が死ぬ話が出てくるなら、泣いちゃったりするかしら?と思ったけど、むしろ、ほっとするというか、安心感が広がる本でした。
口から食べられなくなったら、もうすぐ死ぬというのは、動物を飼う人なら誰でも知っていることだと思うけど、この本にはそれを知らなかったという人も出てきました。
そして、医者も自然死を知らないと。
そうなのか。
確かにそうだろうな。
自宅で自然死するのは、確かに警察きたりして面倒だけど、でも食べられなくなって死ぬような死に方なら、それが一番いいと思う。(祖母も祖父も自宅で亡くなりました。その日まで自力で食べてたけど。)
私が死ぬころには、日本も欧米のように、もしくは島の暮らしのように、自然に死なせてくれる文化になっているといいな・・・
老衰で死んでいったネズミたちのほうが、よぼよぼで最後の日になにも食べなかったりするけど、眠ているかのようにやすらかだったし。
(てか、ネズミと比べてすんません。でも一応、ネズミの話は現代医学の定番だから(笑)?)
私は、このお医者さんが言っていることのほうが当然当たり前のように正しいと思うけれど、途中、まったく逆の考え方の人たちも紹介されていました。正直、そこでは吐き気がしました。延命一辺倒の医療関係者の考えのほうが、むしろ暴力を是認しているように感じます。
(家族はすべてを伝えられて選択しているわけではないと思う。そもそも医者が自然死の方が苦痛がないことを知らなければ、そのことは教えられていないのだから)
あとね、経管栄養剤の開発者も、自分の母親には使わないって言ったそーです。怖いよ。
薬害って何だろう? [薬・医学]
スタチンに心臓病の予防効果なし? [薬・医学]
Why Almost Everything You Hear About Medicine Is Wrong
http://www.newsweek.com/2011/01/23/why-almost-everything-you-hear-about-medicine-is-wrong.html
そんな大事なこと、報道されないのかな?と思ったら、海外ではいろいろ報道されていたんですね。こちらのブログに、各種報道や、そのコクランレビューの概要などが紹介されていました。
http://www.watarase.ne.jp/aponet/blog/110116.html
スタチンというのは、いわゆるコレステロール降下剤です。
なぜこの薬の話に反応してしまうかというと、動物実験代替法学会でも、一般市民向けに「動物実験を経て登場したすばらしい薬」として紹介されたことがあったからです。
でも実際には、すばらしいのはマーケティング戦略と売上げで、その必要性についてはかなり議論があるところだったんですよね。
例えば、こんなの。
コレステロール低下薬で大論争 「効果は薄い」と製薬会社を非難する声上がる
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20080125/145406/?rt=nocnt
開発物語もドラマチック(?)で、ラットやマウスでは特に効果が認められなかったのに、高齢のニワトリで実験したらコレステロール低下効果が出た!というスタートなんです。
しかも、それをやったのが日本人なので、「すばらしい薬」の例にとりあげられやすいのだと思うのですが、一方で、コレステロール降下剤を飲ませる基準値の方を下げさせて、薬の収益を上げたというマーケティングストーリーの方も有名です。
疫学情報としては、コレステロール値は言われているより少し高めの方が健康というデータがあるそうで、ベジタリアンとしては「どーなんだろ、それ?」と思って、紹介していなかったのですが^^;(←おい)、こんな本もあります。
コレステロール値については、医学会同士でもバトルしているようだし、素人が何か結論めいたことを言うつもりはないのですが、一言言いたくなってしまうのは、使うべきかどうかここまで議論になっている薬を、何も知らない人たちに「動物実験で登場したすばらしい薬」として紹介するのは、科学者としていかがなものなの?ということです。
といっても、げっ歯類では効果が出なかった薬ってところは、すごーく興味深いんですけどね┐(´ー`)┌
(ちなみに、「コレステロール値は高い方がいい」に対するベジタリアン側の反論は、ガンになってもコレステロール値は下がるので、コレステロール値の低い群の中には、すでにガンになっている人が含まれていたのではないか?そういう人たちを除けば、コレステロール値は低めの方が健康なはず、といったものがあるようです。この辺、きちんと調べたことはないので、あまり突っ込まないでほしいのですが^^;
個人的にベジタリアン(Vegan)になる段階で、コレステロール値について感じたことですが、単に肉を食べるのを止めただけでは、コレステロール値がそれほど下がった印象がないんです。中性脂肪は、がたんと下がるんですけど。不思議だな、なんでコレステロールはそんなに下がらないんだろ?と思っていたのですが、別に下がらなくていいんだ~とこの本を読んで少しほっとしました。
といっても、さすがに乳卵を本格的に止めたときには下がった記憶がありますが、それでもこの本に書いてあるような危険な値まで下がったことはないので、どうしたらそんなことになっちゃうのか、すごく驚きました。
最近は検査してないから、えらそうなことは何もいえませんが^^;)
ちなみに、陥落したもう一本の柱の方は、ビタミンDのために血液検査を受けることは無意味、だそうです。
寿命は延びたが、病気でない期間は短くなった [薬・医学]
Despite Longer Life Spans, Fewer Years Are Disease-Free
http://www.sciencedaily.com/releases/2010/12/101213140950.htm
映画『前事不忘 後事之師』 [薬・医学]

8月6日に、『前事不忘 後事之師』という映画を観て来ました。731部隊の人体実験に関わった過去を、元少年隊員の方が語る、貴重な記録映画です。組織の末端にいて、人体実験は指示を受けてやらされたことだし、そこに逃げ込んで生きることだってできたはずなのに、この方はそれはしない。罪と向き合って生きるとは、なんと重いことなのかと思います。
一方で、731部隊の上層部が戦後何の咎めも受けず、日本の医学、医薬界に散っていった事実。中には医学部長になった人もいた。考えられないことです・・・
しかしこういった悲劇は、戦争だったから起きたことなのでしょうか。私には、科学そのものの問題が背後にあるように思えます。(戦争の方が言い訳ではないのか、という意味)
ABS報告会 [薬・医学]
あまり詳しく書く時間と能力がなくて申し訳ないのですが、資料が下記のサイトにアップされたそうです。ぜひ見てみてください。
報告会「遺伝資源へのアクセスと利益配分(ABS)に関する国際交渉の現状と課題 ~第9回ABS作業部会の結果とCOP10/名古屋議定書に向けて」
http://www.aseed.org/abs/abs_2010_7_23_houkoku.html
『医者にウツは治せない』 [薬・医学]
『傷はぜったい消毒するな』 [薬・医学]

傷はぜったい消毒するな 生態系としての皮膚の科学 (光文社新書)
- 作者: 夏井睦
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2009/06/17
- メディア: 新書
そういえば、ウチって消毒薬ないかも・・・なんて思って手にとってみました。
ウチも、昔はマキロンくらいはあった気がするんですが、「家で処置する程度の傷なんて、消毒してもしなくても同じじゃ~ん?痛いし。気休め(?)ならビワの葉エキスで十分だし?」と思い始めてから、それすら置かなくなってしまったのですが…そんな私でも、この本を読んでビックリ。消毒は、むしろしないほうがいいなんて~(@_@) (あ、でも洗いましょうね、水できちんと)
しかも、ヂや腸の手術について長年不思議に思っていたこと(オホホ)がまさに書かれていて、へぇ~そんなもんかぁ~?と思ってしまいました☆
そういえば、空気に接していないほうが痛くないし痒くないというのは、言われてみればそうかも?? 本当かどうかは、今度何かあったら自分で試してみればよい話ですが、この本を書いた先生がすごいのは、自分であえて皮膚を損傷させてみて、現在治療薬として使われている軟膏類を試してみているところです。うーん、血がにじむ程度の実験みたいだけど、でも動物でやる人よりは、研究魂としては正しいようにやはり思ってしまいます。(それにしても、ネズミは「塗ったら痛くなったよ、もープンプン」とか口で言わないし製薬会社には都合がいいんだろうけど、でも売る前に人間で試しているはずなのに、どうして「傷を深くして潰瘍を作る」薬が売られているの・・・? 不思議・・・)
基礎研究が治療に結びついていないこと、固定観念化した治療の世界を変えるのは至難の業であることなどが書かれていましたが、もうひとつ、間違った仮説にもとづいた無意味な動物実験が今もどこかで行われているのではないかと、余計な心配もしてしまいました。
『精神疾患は脳の病気か?』 [薬・医学]
インフルエンザ脳症は、解熱剤のせいらしい [薬・医学]
「ストップ・ザ・バイオハザード 国立感染症研究所の安全性を考える会」から会報が届いたのですが、インフルエンザの恐怖が必要以上にあおられすぎていることについての記事、もう全部ここに引用したいくらいの内容でした。なんか、冬が始まる頃だったでしょうか、パンデミックが来るとかなんとか、かなり取りざたされていましたけど、「ちょっとやりすぎでは?」くらいに思っていたので、胸のすく思いでした。
偶然、その記事でも紹介されている『やっぱり危ないタミフル』を図書館から借りてきていたので、こちらも拝読。インフルエンザワクチンが効かないというのは、記憶のどこかに残っていたので、「絶対打たない」とよく言っていたのですが、そうすると返ってくるのが、「インフルエンザ脳症になったら」云々。
確かに日本ではインフルエンザ脳症が発生するのですが、でもそれってこの本によると、ある種の解熱剤が原因なのだとか。アメリカで脳症の原因だということがわかった薬は日本でも使わないものの、他の解熱剤を日本は使うため、今でも脳症が起きるのだそうです。
スペインかぜの流行のとき人が死んだのも、インフルエンザそのものによってではなく、アスピリンが処方されていたせいだったというのは知らなかったので驚きました。
そしてタミフルですが、副作用として異常行動ばかりが取り沙汰されているけれど、本当に怖いのは突然死なんですね…。なぜ突然死のことは報道されないんでしょう? 厚労省の研究班の出してくるデータといい、なんだか変ですね??? そんな薬を国家的備蓄?????
読んだらもう、タミフルを飲む必要は全く感じなくなりますね。(もともと、インフルエンザかもと思っても、それくらいでは薬は飲みませんが…)













